子育て支援(給付金・支援センター)
子育て支援とは、子どもを産み育てるための「お金」「場所」「人手」「情報」などの制度やサービスを提供することを指し、今回は、そのうちの1つである「お金」について詳しくご紹介していきます。
子育て支援の「お金(給付金・助成金)」とは?
子育て支援の「お金」とは、主に0歳から中学生までの子どもがいる家庭(妊婦を含むことが多く、妊活期や婚活期の男女が含まれることもある)がもらえる「給付金」「手当金」「助成金」「補助金」「無償化」「割引」などを指します。家庭へ現金が支給されることだけでなく、予防接種や健康診断を無料で受けられたりと、子育て中の出費を軽減してくれる制度やサービスが多種多様にあります。
子育て支援の「お金(給付金・助成金)」の種類は何がある?
子育て支援をしている「お金(給付金・助成金)」の種類を下記のように広義にとらえてご紹介します。子どもを育てるために、何かと出費がありますが、お給料以外にも子どものために使えるお金(給付金・助成金)が貰えることは、とても心強いです。申請を忘れないように、しっかりチェックしておくことをお勧めします。
▼子育て支援のお金(給付金・助成金)の種類
■ファミリー向け
①児童手当て、子ども手当て
②子ども医療費助成制度
┗乳幼児医療費助成制度(マル乳)、義務教育就学児医療費助成制度(マル子)
③出産手当金 ★雇用保険の加入者が対象
④育児休業給付金 ★雇用保険の加入者が対象
⑤子育て支援パスポート・子育て支援カードの割引
⑥認可保育園の無償化
⑦認可外保育園の利用補助金
■マテニティ期
①妊婦健診費の助成
②妊婦歯科検診費の助成
③出産育児一時金
④出産見舞い金 ★雇用保険の加入者が対象
⑤妊娠高血圧症候群等の医療費助成
■妊活期
①特定不妊治療助成金制度
子育て支援の「お金(給付金・助成金)」の申請方法は?
子育て支援の「お金」をもらうための申請方法は、ほとんどがお住まいの市区町村の窓口で申し込むことができます。「★雇用保険の加入者が対象」のものは、勤めている会社に申請書を提出することになります。
子育て支援の「お金(給付金・助成金)」のあとがき
子育て支援の「お金(給付金・助成金)」は、少子化問題に直面してやっと見直しが必要と認識されてきましたが、まだまだ現状課題に追い付いていない状況です。子どもと子どもを育てている大人が、金銭的な理由で育児や教育の何かをあきらめてしまうことがなく、幸せに過ごせることを願っています。
子どもを子育て支援とは、子どもを産み育てるための「お金」「場所」「人手」「情報」などの制度やサービスを提供することを指し、今回は、そのうちの1つである「場所」の提供について詳しくご紹介していきます。
子育て支援の「場所」とは?
子育て支援の「場所」とは、主に0歳から中学生までの子どもがいる家庭の「子ども」と「その親」が、利用できる施設のことを指します。現状、多く利用している年齢は、0歳~小学校に入学する前までがメインとなっているようです。
子育て支援の「場所」の種類は何がある?
子育て支援をしている「場所」を広義にとらえて7種類をご紹介します。子どもを育てるために、子育て中の家庭が気軽に利用できる施設となっているので、ぜひ上手く活用してみてください。
▼子育て支援の場所
- 子育て支援センター(地域子育て支援拠点)
- 児童館
- 保育園(保育所)
- こども園
- 幼稚園
- 学童
- その他(企業内・NPO法人内・社会福祉法人内など)
簡潔に言うと、子どもが生まれてからすぐに無料で利用することができる施設が、「子育て支援センター」や「児童館」となります。親の就業状況によって、0歳~6歳までの子どもを預けることができる施設が、「保育園(保育所)」「こども園」「幼稚園」、小学校の子どもを小学校後や長期休みの際に預けることができる施設が、「学童」となります。「その他(企業内・NPO法人内など)」は、独自の取組として場所の提供をしてくれていることがあります。
子育て支援の「場所」で実施されている内容は?何ができるの?
子育て支援の「場所」で実施されている内容は、子育てしている家庭の親と子どものための育児相談・交流・保育・遊び・教育となりますが、上記にあげた施設によって、その主な内容は異なります。
▼子育て支援の「場所」での実施内容
- 子育て支援センター(地域子育て支援拠点):「育児相談」「交流」「援助」
- 児童館:「遊び」
- 保育園(保育所):「保育」
- 幼稚園:「教育」
- 認定こども園:「教育」「保育」
- 学童:「遊び」「生活の場」
簡潔に言うと、子育て支援センター(地域子育て支援拠点)は、「育児相談」「交流」「援助」が受けられる場所で、主に0歳~3歳頃までの子どもとその親が利用しています。児童館は、児童に健全な「遊び」を与えて、その健康を増進し、または、情操をゆたかにすることを目的とする児童福祉施設で、0歳~18歳までに子どもとその親が利用できます。保育園(保育所)は「保育」、幼稚園は「教育」、認定こども園は幼稚園と保育園の両方の良さを併せ持ち「教育」と「保育」を一体的におこなう施設となり、主に0歳~6歳までの子どもを預けることができます。学童は、主に日中保護者が家庭にいない小学生児童に対して、授業の終了後に適切な「遊び」や「生活の場」を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業の一環となります。