【リアル体験談】子育てで大切なこと3ステップ(乳幼児期編)‗無料でできる”ある工夫”でママのイライラが減りました!!

子育てで大切なことは
子育てで大切なことは

子育てで大切なことは、その人の価値観によって違いますし、ゴールによっても変わってくると思います。
・将来のために英語教育を幼少期から実践する
・小学校や中学校で人気者になれるようにスポーツに親しませる
・大学受験に向けて本に馴染ませておく
など、
何をいつまでにどうしたいかによって、大切なことは変わってきますし、種類もたくさんあると思います。

私自身が子どもを授かった際に、「子育てで大切なことってなんだろう?子どもに対して親が何をいつまでに教えてあげるべきなんだろう?」と、ネットやSNSで色々調べて実践しました。

今回は、色々調べて実践した中でも、やって良かった”ある工夫”の具体的な方法と体験談をあわせて、ご紹介させていただきます!ぜひ、我が子と自分に合いそうだな。というママさんはお試しください。

子育てで大切なことは?

今回の成功体験から感じた子育てで大切なことは、「地頭(じあたま)」です。地頭といっても、まだまだ赤ちゃんなので、論理的思考力ではなく、「コミュニケーション能力」が主となります。
赤ちゃんがママの言っていることがなんとなく分かるように、逆もしかり、ママが赤ちゃんの要望が読み解けるように、”ある工夫”をコツコツと続けてみました。

子育てで大切なことは「地頭」として続けた"ある工夫"の成果や結果は?

子育てで大切なことは「地頭」として続けた"ある工夫"の結果は、成功したと言っても良いのではないかと私自身は思っています。なぜなら、魔の2歳と言われる「イヤイヤ期」がビックリするほど穏やかに楽しく過ごせたのです。むしろ、子どものやりたいをやらせてあげることができて、急成長した時期となりました。

▼”ある工夫”の成果

0歳 離乳食の時期頃からママの言っていることがなんとなく伝わっている
1歳 ママの言ったことが分かっているようで、結構ちゃんと反応が返ってくる
2歳 意思疎通ができていてイヤイヤ期が無かったに等しい ★1番効果があった時期!!
3歳~4歳 言葉の習得が速い
5歳~6歳 小学生で覚えることがなんとなくできる 

【方法①】子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”とは?

子育てで大切なことは「地頭(コミュニケーション能力)」として続けた”ある工夫”とは、とっても簡単で無料でできる方法です。それは、赤ちゃんや子どもが起きている時は、「声がけ」+「ママ自身がやっていることや思っていることを言葉にして聞かせてあげること」です。
「ママ自身がやっていることや思っていることを言葉にして聞かせてあげること」は、通称「ママ見せ」と言っており、一番身近な大人の行動や考えを学ぶ機会になっていたと思います。

赤ちゃんや子どもの時期に地頭(コミュニケーション能力)を育てるとは、大人のように言葉や気持ちを理解して相互に通じ合わせられることだと思いますので、まずはその量を増やすということですね。

では、どのようなやり方か具体的にご紹介します。
例えば、「声がけ」は以下のようなものがあると思います。

▼通常の声かけ

・お腹すいたかな?ミルク飲もうね!
・もじもじしてるけど、おしっこかな?トイレに行こうね。
・眠たそうな顔してるけど、ねんねしたいかな?

この「声がけ」にプラスして、「ママ自身がやっていることや思っていることを言葉にして聞かせてあげます」。

▼通常の声かけ+ママ見せ

・お腹すいたかな?ミルク飲もうね!

(★以下、「ママ見せ」)
・○○ちゃんがお腹すいたから、ミルク作るね。

 よいっしょ、ママ立ちました。
 ママはキッチンでお湯を沸かして、哺乳瓶を用意してるよ。
 温度はどうかな?あちち!ママのお手々が熱かったけど大丈夫だよ。
 もう少し冷たくなったら飲めるね。もう少し待ってね。

・もじもじしてるけど、おしっこかな?トイレに行こうね。

(★以下、「ママ見せ」)
・ママも一緒におトイレについていくね。
 よいしょ、よいしょ、歩いて、ドアを開けて、ドアを閉めて、
 おパンツを脱いだら、おトイレに座ってね

 ママは〇〇ちゃんがおトイレ終わるのをじーっと見て待っています(笑)
 終わったら、教えてもらえると、ママ助かるなぁ~教えてね!

・眠たそうな顔してるけど、ねんねしたいかな?

(★以下、「ママ見せ」)
・ママが○○ちゃんのお手々をぎゅーします。あ!あったかいねぇ。
 眠たくなってきたね。ママ抱っこするから一緒にお布団行こうね。
 ギューって抱っこして、トコトコ歩いて、お布団行くよ。
 ゴロンして、お布団ふかふかで気持ちいいね~。ママも横にゴロンするね。

 ママも眠たくなってきたなぁ~グーグーグー。


といった感じです。
周りから見ると、ずっとしゃべっている人になります(笑)
しかし、簡単ですし、無料ですよね。
パパがやってあげても、もちろんOKです。「パパ見せ」ですね!

子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”のルールは?

ママ自身がやっていることや思っていることを言葉にするには、ルールや規則などはなく、ママが自由に言葉にしやすい用語を使ってもらったらOKだと思います。ただし、1つだけNGルールを設けていました。

そのNGルールは、ママから発する言葉は、ネガティブな言葉や感情ではなく、ポジティブにすることです。ネガティブな言葉や感情は、そのままママの心の中だけにしまっておき、赤ちゃんや子どもに聞いてほしい日常やポジティブな言葉や感情を伝えていました。

【方法②】子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”の次のステップは?

子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”の次のステップは、「子どもにママと同じ景色を見せて、できたら一緒にやる」です。通称「子やる」と呼んでいました。

赤ちゃんの首と腰が据わってくると、片手で抱っこして移動しやすくなるので、その頃の時期からママが元気な時は、抱っこしてママと同じ目線に上げて、ママがやることに子どもも参加させて一緒にやってみました。

子どもを抱っこしながらできる家事やテレビのリモコンのボタンをポチッと赤ちゃんの手で押したり、ドアノブに一緒に手をかけてドアを開けるくらいの簡単な動作からで大丈夫です。火を使っていて危ない時や両手が空いてないとこなせない家事の時は、「ママ見せ」のみで問題ありません。

「声がけ」+「ママ見せ」+「子やる」を経験させてあげることで、赤ちゃんにとっては、言葉と行動がリンクする大切な瞬間になっていたのだと思います。

▼「子やる」の例

・お風呂からリビングに移動する時に、ママが赤ちゃんを抱っこして、無言で電気を消す
 ↓
・お風呂からリビングに移動する時に、ママが赤ちゃんを抱っこしながら、
 「リビングに行くよ~電気を消すの手伝ってね!ボタン、ポチッ、電気消えたね~」と言いながら、
 赤ちゃんのお手々で、電気を消してみる。(←★ここが子やる)

・テレビを変える時に、ママが赤ちゃんの好きな番組に無言で切り替える
 ↓
・テレビを変える時に、ママが「ママが見たいニュースが終わったから、〇〇ちゃんが好きな番組に変えるね。      
 リモコンの2のボタンをポチッと一緒に押すと、テレビが変わるよ~」と、言いながら、
 赤ちゃんの人差し指で、リモコンを変えてみる。(←★ここが子やる)

・夕食の準備をしている時、ママが一人でせっせとご飯をつくって、赤ちゃんはテレビを見て待っている
 ↓
・夕食の準備をしている時、やけどや食器 (プラスチック製など) が割れないかなど安全を確認した状態で、
「〇〇ちゃん、お皿出すの手伝ってね。お皿はここに入ってるよ。テーブルの上に、〇〇ちゃんとパパとママの分だそうね~」と、言いながら、
ママが赤ちゃんのお皿を持つ手を支え、テーブルの上にお皿を並べてみる。(←★ここが子やる)

【方法③】子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”の最終形態は?

子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”の最終形態は、「〇〇がやりたいのかな?どうするといいと思う?どうしたい?」と問いかけすることです。

1歳のヨチヨチ歩き出す時期あたりで、こっちにいきたい、あれを触りたいと、赤ちゃんの欲求がさらに成長してくると思うのですが、その頃にはママの言葉と行動をたくさん吸収しているので、「○○ちゃんは〇〇がしたい?どうしたい?どうするといいと思う?」と、子どもの気持ちに問いかけてあげると、子どもの成長によりますが、色々な面白い反応が返ってくると思います。

その反応によって、「まだうちの子は、このことに関しては、方法①「ママ見せ」と方法②「子やる」の段階だな。でも、ご飯を食べる時は、意外と通じてるから方法③「問いかけ」を増やして、どれが食べたい?って聞いてみようかな~」と、物事とお子さんの理解度で、方法①②か方法③を使い分けてあげると成長が感じられて楽しい時間になると思います。

子育てで大切なことは
子育てで大切なことは

子育てで大切なことは「地頭」として続けた”ある工夫”の2歳の時の体験談

子育てで大切なことは「地頭」として続けた"ある工夫"の成果や結果は? にてご紹介した通り、一番成果を感じられたタイミングは、魔の2歳児と言われる時でした。

▼”ある工夫”の成果(抜粋)

2歳 意思疎通ができていてイヤイヤ期が無かったに等しい 1番効果があった時期!!

魔の2歳児とは、イヤイヤ期とも言われ、ママやパパのされるがままだった時期から、自分でこれやりたい!という自我が芽生えてきた時期のことで、何をするにも「イヤ!」「ダメ!」となってしまうことがあります。
しかし、「イヤ!」「ダメ!」の前に「自分でこれがやりたい」という気持ちがあるということですよね。

「方法①のママ見せ」と「方法②の子やる」を続けていたおかげか、方法③の「〇〇がやりたいの?」「何がやりたいかな?」という質問は、私自身の口からもすんなりと出てきて、それに対して子どもも、子どもの少ない語彙で一生懸命教えてくれる子になっていました。

その時の体験談が、こちらです。

▼イヤイヤ期を感じなかったエピソード

当時の私にとって保育園のお迎えは、仕事を切り上げて夕食の献立を頭に思い描きながら、延長保育の時間に間に合うように走っていくという一日で一番あわただしい時間でした。

お迎えに行くと、ニコニコの我が子が私の元に駆け寄ってきてくれることが癒しであり日常でしたが、この日は、まだ遊びたいのか帰りたがりません・・・!

「こーっち!」と私の手を引っ張ります。私の心の中は早く帰ってご飯食べて寝かしつけしなきゃだけど・・・と困っていました。

その私たちの横には同じように、あわただしくお迎えにきたお母さんとまだ帰りたくないお子さん。本当に時間に追われていて、「帰るよ!」とお子さんを抱き上げて「ぎゃーーー!」と泣いてひっくり返っているけど、笑顔でバイバーイ!と去っていきました。それはそれで可愛らしい光景でした。

私も抱っこして帰っちゃおうかな~と思ったのですが、1分だけ我が子の気持ちに寄り添ってみよう。1分夜ご飯が遅くなっても、寝る時間が遅くなってもいいや!と腹をくくりました。

内心焦っている私でしたが、
ママ  「お家に帰って夜ご飯を食べる時間でママ焦っているのだけど、まだ遊びたいのかな?」(←★ママ見せ&問いかけ
子ども 「こーっち!こーっち!」
と、保育園のお部屋の壁を指さしました。
そこには、子どもが描いたぐちゃぐちゃだけど心のこもった絵が飾られていたのです。

ママ  「あれ・・・ひょっとして、遊びたいんじゃなくて、ママに見せたかったのかな・・・。」

担任の先生が、私たちに気付いて声をかけてくれました。
先生  「この絵、〇〇ちゃんが一生懸命描いていて、飾ってみたんです!
     ママやパパに見せようね~と先生と話していたので、ママに見せたかったんですね!」

涙が出るほど嬉しい気持ちがこみ上げてきました。
しかし、先生の目の前で恥ずかしくて泣くのはこらえました(笑)

ママ  「〇〇ちゃんは、ママに絵を見せたくて、まだ帰りたくなかったの?」 (←★問いかけ)
子ども 「〇〇ちゃん、ママ、かいたよ。」
ママ  「見せてくれて、ありがとう!〇〇ちゃん、絵がとっても上手に描けるようになったね!」
と、伝えると、
とても喜び、そして、子ども自ら、帰るためにサッと靴を履きに行きました。

ママ  「ママが焦っていることも分かってくれて、すぐ帰ろうとしてるんだ・・・!」

この少しのやり取りは本当に1分程度だったと思います。
ほんの2歳の子どもですが、「ママに絵を見せてあげたい!」と思ってくれて、そして、「ママは早く帰りたいんだな!」とママの焦りも分かってくれて、結果すんなりと帰宅できたというエピソードとなりました。

▼イヤイヤ期を感じなかったけど失敗だと感じたエピソード

過度に子どもに言い聞かせてしまったという体験もあり、反省の意味を込めてエピソードをご紹介します。

近所の夏祭りがあり、パパは家で休んでいて、ママ一人で子どもと夜にお祭りに行くことになりました。日中、ママと子どもで出かけることはよくありましたが、夜にしかも人ごみに行くことは初めてだったので、ママの少々不安がありました。

2人でお祭りに向かう道中に、ママからお願いしました。

ママ  「〇〇ちゃん、夜は暗くてよく見えないときがあるし、
     パパがいないけど人が沢山いるところに行くから、
     ママが大変になっちゃうかもしれないから、一人で勝手にどこかに行かず、
     ママがいいよ!っていうところに行こうね~。いい子しててね。」(★ママ見せのつもり)

子ども 「ママと〇〇ちゃんだけ?いい子するー!」

と、ママのお願いを素直に聞いてくれて、ニコニコとお祭りに向かいました。
お祭りはすごい人でしたが、にぎやかな雰囲気で参加したどの人も楽しそうでした。それにつられて子どももとてもワクワクしていて、30分程ぐるぐる屋台をまわりました。

ママ  「人が沢山だね!迷子にならないように、ママと手をつないでね!」
子ども 「はーい!」

ママ  「輪投げだね!商品は他でもっと安く買えるし、輪投げは家でもできるから、今日はなしね!」
子ども 「うん!お家でやる!」

ママ  「わたあめだね!高いから今日は買わないけど、わたあめのかわりに何か買うからね!」
子ども 「うん!」

ママ  「射的があるね!鉄砲バンバンは、危ないかもしれないから、みてるだけにしよっか!」
子ども 「うん・・・」

ママ  「さぁ、お祭り来れたし、そろそろ帰ろうか!」
子ども 「うん・・・」
ママ  「あれ、元気がない・・・」

すぐそばで、射的もう一回やりたいー!唐揚げ食べたいー!と駄々をこねる小学校低学年くらいの男の子が見えました。

ママ  「うちの子は、駄々をこねないんだよね~~~・・・はっ!!!」

子どもが駄々をこねずいい子だと思い込んでしまい、かつ、子どもの安全に気を取られて、早く帰らなくてはと焦りすぎていた私。子どもに何も買わずに何も体験させずに、歩いて屋台を見て回っただけでした。

子どもは、いい子にするとママと約束したので、本当はやりたいことがあったのに、最後の最後まで我慢していたのです。テンパりすぎて子どもの気持ちを考えられていなくて、ただ子どもに我慢させてしまっただけだと気が付きました。

ママ  「〇〇ちゃん、ごめんね。暗いから早く帰らなきゃと思って、ママが焦っちゃってたよ。
     何かやりたいことあるかな?」
子ども 「鉄砲バンバンやってみたい・・・」
ママ  「鉄砲バンバン、射的だね。危ないところはママが一緒にやるから、
     〇〇ちゃんが一人でできることはやってみよっか!」
子ども 「やってみる!!!」

ママ見せのつもりでお願いをしていたけど、子どもに我慢させてしまいママが空回りしていたこと、危ないからという理由で子どもに何も挑戦させていなかったことを猛省しました。最後は、射的を3回チャレンジして、ニコニコ顔で帰ることができました。


子育てで大切なことを実施する対象や時期は?

子育てで大切なことは、「地頭(=コミュニケーション能力)」として、ある工夫の3ステップである、「方法①ママ見せ・方法②子やる・方法③問いかけ」をお伝えしてきましたが、それぞれ適齢期があるかと聞かれますと、このあたりの月齢かな。という参考時期を記載します。

▼ある方法の適齢期(参考程度で早めでも遅くても全く問題ありません)

方法①ママ見せ 3ヵ月頃~
方法②子やる  6ヵ月頃~
方法③問いかけ 1歳3ヶ月頃~

参考時期を記載しましたが、早めに挑戦してみてください。というのが本音となります。
その時は赤ちゃんができなくても続けていると、ふとできる日がやってくるものなので、首や腰がすわって、ママ自身がやってみよう!と感じれたら、チャレンジしてみると良いと思います。

まとめ

子育てで大切なことは、地頭(=コミュニケーション能力)として、無料でできる”ある工夫”を3ステップでお伝えしました。方法①のママ見せは、弾丸トークしまくっている人のようになってしまう時もありますので、自分に無理なくできそうだな~という方におすすめです。

成長のきっかけをママパパ自身が促すこともできますし、知育教室の先生などプロにお任せして促すこともできますが、「今、自分の子どもはどんな状態なのかな?」と、ママやパパが興味をもって見て、認めて、次の行動にチャレンジして、と繰り返し寄り添っていくことが、子どもの心の栄養になって成長を促していくと思いますので、ぜひ少しの時間でも笑顔で触れ合ってくださいね。

そして、子育てで大切なことは、まだまだ他にもたくさんあると思いますので、お子さんの成長のために、ご自身の価値観と世間情勢を上手くマッチさせて、取り組んでいただけたら幸いです。