子育て支援パスポート

2021年3月8日2021年3月16日

子育て支援パスポート（子育て支援カード）とは、お子さんのいるご家族が、各種の「割引」「優待サービス」「外出サポート」を受けられるパスポート（カード）です。
内閣府と各地方自治体、子育て中の世帯を応援することに協賛した企業・店舗で、商品を購入する際に提示することで、5％割引や各種サービスを受けることができます。都道府県や協賛店舗によって、割引率やサービス内容、店頭における本人確認方法、パスポートの形態が異なります。

子育て支援パスポートを受け取ったら、お財布など外出時に持参するものに入れておきましょう！
お出かけの際に、思いがけず優待サービスや割引を受けられることがあるため、持っておいて損がないパスポートです。

子育て支援パスポートは誰がもらえる？対象者は？

子育て支援パスポートは誰がもらえるかといいますと、簡単にいうと「18歳未満の子どもまたは妊婦がいる家庭」が対象となります。しかし、各都道府県の自治体が運営する事業となるため、都道府県によって利用規約や対象者はさまざまとなります。詳細な対象者については、妊婦さんも含んでいたり、子どもの年齢が18歳未満であったり、中学生以下、小学生以下、未就学の子どもなど、各都道府県によって異なりますので、まずは、お住まいの都道府県のホームページで確認してください。

▼パスポートの発行対象の例（2021年3月時点）

子育て支援パスポートの取得・申請方法は？どこでもらえるの？どうやってもらえるの？

子育て支援パスポートの取得・申請方法は、多くの都道府県は、お住まいの市区町村の「子育て支援課」または「保健所(母子手手帳を発行してくれる部署)」などの窓口へ行き、所定の申請書に必要事項を記入して、お子様がいることがわかる書類（母子手帳・保険証など）を提示すると、その窓口で受け取ることができます。

取得・申請方法は、他にも、妊娠がわかって母子手帳をもらう際に母子手帳とセットで発行してくれたり、自治体のホームページや専用アプリで利用者登録するとパスポートが郵送で届いたり、デジタルパスポートをスマホにダウンロードすることができたりします。

上記のように、子育て支援パスポートの取得・申請方法も、都道府県により異なりますので、事前にお住いの都道府県のホームページを確認しておきましょう。

▼子育て支援パスポートの取得・申請方法の例

子育て支援パスポートの使い方は？
協賛店・協力店はどこ？どのお店で使えるの？

子育て支援パスポートの使い方は、お会計をする際に、「店舗のレジで提示するだけ！」と、とてもシンプルです！(親のみで買い物に来ていて、子どもその場にいなくてもOKであることがほとんどです。)
多くの店舗はレジに、子育て支援パスポート提示で「5％割引」や「○○商品をプレゼント」などと記載・掲載してくれています。
子育て支援の日・曜日(子育て支援デイ・子ど立て支援DAY)を決めている店舗もありますので、事前にお買い物がお得になる日付や曜日を確認しておくことをおすすめします。全国共通展開参加店舗には、「全国共通コソダテマーク」のステッカーやポスターが掲示されているので、目印にしてください。

子育て支援パスポートは、1枚のパスポートで全国のどの協賛店・協力店でも利用することができます。
子育て支援パスポートが開始された当初は、発行された都道府県の協賛店舗でしか使うことができませんでしたが、2016年から内閣府が「子育て支援パスポート事業の全国共通展開」を開始し、パスポートの発行地域に関係なく、47都道府県すべてで利用できるようになりました。家族旅行先や帰省先などでも、商品の割引や優待サービスが受けられるのはうれしいですね！

子育て支援パスポートの優待サービスや割引の例

子育て支援パスポートの優待サービスや割引の内容は、協賛店・協力店によって異なりますが、よく子育てしている家庭が利用する店舗の一例をご紹介します。

▼子育て支援パスポートの優待サービスや割引の例（2021年3月時点）